Blog総経理ブログ
最後に辞書を引いたのはいつですか? 私は…、もう数年間、引いていないかもしれません。今では何でも、ネット上でサクッと調べられるので、紙の辞書を机に常備する必要性もめっきり減りましたし、辞書自体がPCの中にインストールされていると、キーワードを入れて実行キーを押すだけで、必要なページに行きつくようになりました。
自分が学校で英語を習い始めた中学生の頃は、毎晩1時間以上、英和辞典を引きながら「単語ノート」をつくっていました。当時の先生から「(鉛筆を右手で持つので)辞書は左手で引け!」と言われたり、「指で一発で開いて、目的の単語の前後5ページを当てるように」と教わったことを懐かしく思います。
中国語を学習し始めてからは、岩波の『日中辞典』の例文を1ページ目からノートに書写したり(…途中で挫折しましたが)、例文集を自分で読み上げてカセットテープに録音し、繰返し聞いたりもしていました。
「辞書を引くと、目的の単語以外の前後の単語にも目が行くので、外国語を早く習得できる」という意見に賛成はしますが、忙しい学生に目的以外の単語までフムフムと読んでいる時間はないでしょうから、今の電子辞書の方が効率的なんでしょうね? 人生の「スローライフ」を謳歌できる域に、早く達したいものです…。
(写真は、カラー舗装上で押花のように踏み固められた銀杏の葉=2016年12月上野近郊にて)■