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深圳から香港空港へ行くための「A43バス」

広東省の珠江デルタには、広州・深圳と珠海に民用空港があります。マカオと香港にも空港があるので、100キロ四方に5つの空港が乱立しています。(思い出しましたが、私の故郷の四国・松山から見ても、広島・岩国・宇部・北九州・大分と100キロ圏内に6空港あります…別に自慢しているわけではありませんが。)

中でも香港空港は、飛行機の便が群を抜いて多いので、中国各地のみならず世界のどこに行くのにも便利です。この5空港間で定期便が飛んでいるのは「広州-香港」だけなので、香港とのボーダーにある深圳から香港空港に行くには、陸路で移動しなければなりません。

1000元近いコストをかけて、中国と香港のWナンバーを付けたバンを雇えば、深圳の出発地からボーダーを超えて香港空港まで直行で送ってもらえます。ボーダーでは車から降りずに車窓からパスポートを渡すだけでコントロールを通過できます。

もう一つ、ボーダー(例:深圳の福田もしくは深圳湾)まで車で行って、自分でパスポートコントロールを終えて、香港側で空港行き乗合バスに乗る方法もあります。これだとボーダーからはひとり50元で行けます。乗合バスではなく7人乗りバンもあり、ひとり120元です。

車だとボーダーが混むリスクがあり時間がなかなか読めない場合、お勧めは、深圳の羅湖でボーダーを超えてから、もしくは、深圳の福田口岸でボーダーを超えてから、香港のMTRに一駅乗った「上水駅」で「A43」のバスに乗る方法もあります。この2階建バスは、ほゞノンストップで空港まで約40分。けっこう快適ですので、是非使ってみてください。■

(写真は、上水駅のバス停)
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